スマホ全盛、何事もデジタル化する昨今ですが、
ビジネス上で未だ根強く使われているものもあります。
「名刺」です。
今やちょっとスマホを振れば、連絡先の交換はできてしまいます。
それでも、やはりビジネスの場での「名刺」はまだなくなりませんね。
挨拶と一緒に差し出す、自分の「顔」であると同時に、
会社の「顔」でもある名刺。
いかにデジタルの時代とはいえ、お手元にお持ちの方がほとんどなのではないでしょうか。
さて、この名刺。
いつ位から使われていたかというと、
これ、結構歴史は古く、発祥は古代中国後漢頃なんだそうです。
士大夫階級が知人の邸を訪問する際取次ぎを要請するために、
門前の箱に「刺」と呼ばれる姓名と身分を書いた札を入れた
という習慣がその発祥とされています。
1984年に三国時代の呉の武将朱然(182年-248年)の墓から、
名刺が発見され、それが最古と言われいます。
意外にも欧米ではあまり一般的ではなかった名刺ですが、
近年では一般化してきているそうです。
アジアの習慣に合わせて普及していったらしいのですが、
昔からある氏名や住所や電話番号に加え、
URLやMAILなど、名刺にはより沢山の情報が詰め込まれるようになっているので、
その利便性も認められたのかもしれないですね。
印刷業では名刺交換だけでなく、製造側として日々たくさんの名刺に出会います。
情報重視、デザイン重視、インパクト重視。
サイズ、色合い、文字。
昔よりもバリエーションに富んだ名刺が増えているなぁ、と感じる毎日です。
連絡先の交換だけならデジタルでできる時代ですが、
先に書いたように、名刺は企業や個人の「顔」。
名刺というもう一つの「顔」にも
それぞれのお客様の「個性」が出ているのですね。
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