有名なネタではありますが、みなさん、下の文章を読めますか?
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こちにんは みさなん おんげき ですか?
わしたは げんき です。
この ぶんょしう は いりぎす の ケブンッリジ だがいく の
けゅきんう の けっか にんんげは たごんを にしんき する ときに
その さしいょ と さいご の もさじえ あいてっれば じばんゅん は
めくちちゃゃ でも ちんゃと よめる という けゅきんう に
もづいとて わざと もじの じんばゅん を いかれえて あまりす。
どでうす? ちんゃと よゃちめう でしょ?
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正しくはこうですね。
「こんにちは 皆さん お元気ですか?
私は元気です。
この文章はイギリスのケンブリッジ大学の研究の結果
人間は単語を認識する時に その最初と最後の文字さえ合っていれば
順番は滅茶苦茶でもちゃんと読めるという研究に基づいて
わざと文字の順番を入れ替えてあります。
どうです?
ちゃんと読めちゃうでしょ?」
いやはや、人間の脳というのはすごいものです。
しかし逆に、この「読めちゃう」というところが印刷業では怖いところ。
そう、校正です。
校正ではもちろん「読む」事も必要なのですが、
「読んではいけない」といった側面もあるんですね。
文章として見ると同時に、文字の並びを意識して見ていかなければいけません。
「読む」だけの校正ではこの例のように「読めちゃう」という事態が起こるからです。
自分で一度入力したり、目を通してみたりした文章は、
内容がざっくり頭に入っているのでなおさらです。
頭の中で関連付けしながら「読む」校正をすると、
間違っていても「読めちゃう」んですね。
間違っているのに「読めちゃった」経験、みなさんにもあるのではないでしょうか。
ヒトが秘めている潜在能力はもちろん素晴らしいと思うのですが、
我々にとっては悩ましい能力ですね(笑)
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