気付けば3月。
桃の節句も過ぎてしまいましたね。
娘さんがいらっしゃるご家庭では、
ひな人形を飾られた方も多いかと思います。
さて、このひな人形。
「しまい忘れると婚期が遅れる」
って良くいいますが、これって何でなんでしょうね。
気になったので調べてみました。
結果としては、迷信・俗習の類ですね。
「節季が過ぎても片付けもできないようでは、嫁に行けない」
といった戒めの意味であるとか、
「女の子の厄を引き受ける人形だから、いつまでも出しておいてはいけない」
といった信仰的な意味合いであるとかが、よく言われる理由のようです。
なるほど。
「流し雛」を考えると、後者の理由は納得です。
日本には「人形祓(ひとがたはらえ〈はらい〉)」という風習があります。
人間をかたどった紙に厄を移して水に流す。
簡単に言えば厄払いの方法の一つです。
元々雛人形自体がそういった意味合いを持った人形だったようですね。
だから、厄を移した人形をいつまでも出しておいてはいけない、という説があるのでしょう。
では実際のところ、いつ雛人形をしまえば良いのか。
それも調べてみました(笑)
「天気の良い日にしまえ」
どこを見てもそう書いてありました。
人形は湿気に弱いので、湿度が高い状態の時にしまわない方がいい。
こちらは至って根拠がはっきりしております。
祖母から母へ、母から娘へと受け継がれていく事も多い雛人形。
娘さんがまた自分のお子さんの嫁入り道具に加えられるよう、
是非晴れた日に、大切にしまってあげてください。
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