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様々な連絡手段があって、最近は手紙を書かれる方も少ないのではないでしょうか。
弊社で承るDMや挨拶状の宛名一つとっても、
データからの印字が殆どといっても過言ではありません。
もちろん手書きの宛名を承る事もありますが。
便利な世の中になったものです。
本日は、そんなデジタルな印刷事情とは真逆の映画のご紹介です(笑)
1対1で心を込めて書き続けられた手紙に関する映画。
『シラノ・ド・ベルジュラック(Cyrano de Bergerac)』
1990年、ジェラール・ドパルデュー主演のフランス映画です。
元々はエドモン・ロスタン作の五幕の韻文戯曲。
17世紀フランスに実在した剣豪作家、シラノ・ド・ベルジュラックを主人公にしています。
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【introduction】
詩の才に秀で、剣は一流、その上哲学者でもある
シラノの唯一のコンプレックスは巨大な鼻。
彼は従妹であるロクサーヌを心の底から愛していたが、
そのコンプレックスゆえに打ち明けられないでいた。
そんな彼の心の内を知らない彼女はある日、
別の人に恋をして苦しんでいることをシラノに相談する。
しかしその相手、クリスチャンから、彼女に一目ぼれをしているが
女性にオクテで想いを告げる事ができないと逆に相談されたシラノは、
2人の為に詩才を生かしクリスチャンの名でラブレターの代筆を始める……。
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とにかく主演のジェラール・ドパルデューが素晴らしい映画です。
才能豊かで、傍若無人にも思える振る舞いの多いデカ鼻の男。
しかし、一途。
とにかく切ないほど一途で不器用です。
彼はひたすらロクサーヌに手紙を書き続けます。
自分の想いのこもった手紙を、クリスチャンの名前で。
そしてその手紙は、ロクサーヌの心を動かします。
当然「詩」というものが日常にあったという時代背景もあるのですが、
人の心を動かす程の魂と、美しい旋律を持った手紙。
デジタルではできない事のような気がしてなりません。
フランス映画
恋愛映画
というと、退屈だったり、小難しかったりというイメージを持たれる方も多いかもしれません。
しかし、この映画はリズムも役者も良く、不朽の名作だと思っております。
個人的に(笑)
これを観ると、たまには手紙でも書いてみようかな、と思うかもしれません。
もちろん、大量に発送する案内状や挨拶状などは、
弊社にて宛名まで承りますので、お気軽にご相談ください。
~横浜の印刷会社「関東プリンテック」です。印刷でお困りの際はお電話ください~
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