彼が通る不思議なコースを私も 【ブログ】

『彼が通る不思議なコースを私も』
白石一文・著
読了しました。

あらすじ
友人がビルから飛び降りようとしている現場で、霧子は黒ずくめの不思議な男と出会った。
彼の名前は椿林太郎。学習障害児の教育に才能を発揮する、優秀ですこし変わった小学校教師。
霧子は彼に魅かれていくが、実は彼には知られざる能力があって…。
※googleブックスより転載

白石さんの作品は初めて読んだのですが、静かな筆致で文章の好き嫌いが激しい私でも安心して読めました。
そして、意外な結末。
どんでん返しとかではなく、あ、そういうジャンルなんだ…という根本的な(笑)
私は初の白石作品だったのでこの方がどういうタイプの作家さんなのかを知らなかっただけで、ファンの方には意外性ではなくそこが「白石カラー」なのかもしれませんが。
グイグイ引き込まれるというよりは、何となくいい空気感でさらりと読み終われた感じの一冊。
時間がある時にまた白石作品に触れてみようかなと思います。


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