語源の沼 【横浜印刷会社のスタッフブログ】

普段なんとはなしに使っている言葉が、急に気になることってありませんか?

これってなんでこう言うんだろう?

私はよくあります。

先日急に気になった言葉はこちら。

「やんちゃ」

何かの折に突然思ったのです。

なんだこれ。
何だ?「やんちゃ」って。
まったく由来の想像がつきません。

調べてみました。

有力な説は2つで、一つは子どもが駄々をこねる「嫌じゃ嫌じゃ」が訛って「やんちゃ」になった説。
「訛って」とか「詰まって」とか、ざっくり言われましても…。
「嫌じゃ嫌じゃ」→「やじゃやじゃ」→「やんちゃ」といった感じでしょうか?
…なかなかアグレッシブな説です。
実際無茶な変化が定説とされているケースもままありますが…言葉の変化とは不思議なものです。

もう一つは、子どもの腕白さを松脂(まつやに)の扱いにくさになぞらえ、「脂茶(やにちゃ)」が訛って「やんちゃ」になった説。

うん、音の変化としてはこの方がすっきりしています。

しかしここでまた気になる言葉が出てきてしまいました。
松脂の扱い辛さはよくわかりました。
しかし「茶」は?
脂茶の「茶」はどこからやってきたの?

検索の仕方が悪いのか、「脂茶」という存在については調べがつきません。
脂「茶」ってなにーーーーー???

大抵の場合、語源や由来を調べていくと、こういう沼にハマってゆくのです…。
一番最近では「毘沙門天」って恰好いいよな…あれ、どんな立ち位置だっけ?
に始まり、「毘沙門天」→「四天王」→「帝釈天」→「東寺のイケメン帝釈天」(実際私も彼は京都一のイケメンだと思っていますが、実のところ首から上は後年挿げ替えられているので云わば整形なんですよね・笑)→「立体曼荼羅」……と深い沼にハマりました…。

さて、沼はさておき。
未だにスッキリしない脂茶問題。
脂茶についてご存知の方がいらしたら、どうかご教授ください…。


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