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GW前半、初めて称名寺に行ってみました。

池や橋が印象的な浄土式庭園の写真はよく知っていましたが、何となくお庭があるくらいなのかなぁと思いつつ。
行ってみてびっくり。

住宅街を歩いていると不意に目の前に現れる赤門。



そこから木々に囲まれた石畳を歩いていくと

立派な仁王門が姿を現します。

この風情だけで、久々に寺社めぐりをしたかったという欲求の半分は満たされました（笑）

そして、境内に足を踏み入れるとそこは写真で見ていた浄土式庭園！

この日は日差しが強く暖かいというよりも暑く感じるほどの天候だったのですが、境内は涼やかな風が吹きなんとも心地よかったです。

しかし私と友人たちが一番時間を費やしたのは、池のカメ見物（笑）
池には何ともたくましく立派に育っている鯉、ミシシッピアカミミガメ、少数派のクサガメがちょっと引いてしまうぐらいたくさんいます。
橋上に人影があると餌を求めて水面から頸をもたげるカメたちがなんとも愛らしく…まぁ我々は餌はあげなかったのですが…。

日差しで背中が熱くなるほどの時間心ゆくまでカメ観察をしていると、どこからか鴨もやってきてまた目が離せなくなり、それほど長くない橋を渡るのに1時間くらいかかったかもしれません（笑）

午後から出かけたので少し陽も傾いてきて、水面に反射します。

一見そんな様を撮った写真↑に見えますが、これ実は塚のように折り重なって甲羅干しをするカメを撮ったら無駄にきれいな写真が撮れてしまっただけなんです…（笑）

その後お参りをすませ、池のぐるりを散策。
ベンチでぼんやりと庭を眺めて、ゆるりとした素敵な時間を過ごすことができました。

こんなに素敵な場所だったなんて、今まで知らずに損をしていました…。
今回は時間がなくて行けなかった山内、そして金沢文庫。
また機会を作ってゆっくり行きたいなと思います。