「イヤミス」という言葉を耳にされたことがあおりでしょうか?
比較的最近できた小説のジャンルなんですが、読後感が《嫌》~な《ミス》テリーの事です。
色々な分類を作るものですね(笑)
このジャンルで代表的な作家さんで言えば、湊かなえさんあたりが挙げられるでしょうか。
悪趣味にも思えますが、しっかり読後感を残すということは、やはり良くできた作品なのだと思います。
最近この「イヤミス」に分類される本を一冊読了しました。
比較的最近できた小説のジャンルなんですが、読後感が《嫌》~な《ミス》テリーの事です。
色々な分類を作るものですね(笑)
このジャンルで代表的な作家さんで言えば、湊かなえさんあたりが挙げられるでしょうか。
悪趣味にも思えますが、しっかり読後感を残すということは、やはり良くできた作品なのだと思います。
最近この「イヤミス」に分類される本を一冊読了しました。
『嘘つき女さくらちゃんの告白』
青木祐子著
人気の美人イラストレータ「sacra」が失踪した。
彼女の失踪は世の中で大きな話題となり、その時マスコミに取沙汰されたのは、嘘で塗り固められた「sacra」の人生だった。
物語の目線は「sacra」の実像に迫ろうとするジャーナリストのもの。
縁の人々へのインタビューという形式で進みます。
息をするように嘘をついて生きてきた「sacra」とはどんな人物なのか。
彼女が本当に求めていたものはなんなのか。
書店でも平積みになっている本作。
どうやら話題のようですね。
個人的にはそれほどでもなかったです(笑)
帯に書かれた「衝撃の結末」。
私にとってはまあこうなるわな…という結末で……衝撃ではなかったです(笑)
しかし、世間的には評判がいいようなので、イヤミスが読みたくなった際にはチャレンジしてみてはどうでしょうか。
私は同じような形式で書かれた有吉佐和子の小説『悪女について』がとても好きなので、無意識に比べてしまっていたのかもしれません。
こちらも併せて、というか、こちらはお時間ある時に是非!
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